一冊の本
新聞の広告欄で見つけた 一冊の本 「犬たちをおくる日」
愛媛県動物愛護センターで働く職員の日常を追い 命の尊さを考えるノンフィクション。
私の住む市は 愛媛県でも特に田舎・・・松山市まで1時間近くかかる場所。
山があり 海があり 大自然には恵まれているはずなのに わんちゃんと生活するには恵まれていない環境。
数少ない公園 海・・・どこの場所にも「犬 立ち入り禁止」の看板があります。
むしろ都会で過ごすわんちゃん達の方が断然環境に恵まれているようにも思う。
そんなモヤモヤする気持ちで過ごし 地元を良く思っていない私・・・・・・・・
いつもなら 読むと辛くなるから・・・と目を背けてしまう私・・・。
でも今回のこの本は私の住む 愛媛県の事・・・ 読んでみようと購入しました。
思っていたとおり 悲しく 怒りさえ込み上げてくるほどの現実が綴られており途中何度も本を閉じました。
家族に そんなに辛いなら読むのをやめればいい・・・と言われたほどに泣いた私。
目を背けていてはいけない!と思った。
現実にこういうことが事実としてあることを知り 意識を変えていかなくては・・・・・・
いくら職員の人達が真剣に取り組んでいても みんなの耳に みんなの心に届かなければ意味がない!
現実を知り みんなに伝えていくことも 動物愛護に繋がると・・・・・・・・
接客業をしている私は 日々いろんな人と接する中で 「え? 今なんて?」と耳を塞ぎたくなるような
とてつもない苛立ちを感じることも多い・・・・・・
人の考え方なんてそれぞれにあって 変えていくことは難しいけれど 心の隅にでも 少しでも響いてくれるといいなと思う。
文中で・・・ 同じ人間に生まれてきたのなら 命を捨てるより 命の珠を磨き続ける人間でありたい・・・と。
全ての命に無駄な命などない。 かけがえのない命・・・
私など大した人間ではないけれど まずはそばにある命に責任を持ち そして人に伝えることからはじめていきたいと思う。
日本一の愛護センターを目指す 愛媛県動物愛護センター 職員の方々には深く頭の下がる思いでいっぱいです。
目を背けることなく 多くの人の心に届き 殺処分という行為がなくなることを願います・・・
数ヶ月前からお店に設置してある募金箱 命どぅ宝
小さな活動が 大きな力になることを信じて これからも微力ながら続けていこうと思っています。
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by mb080628
| 2010-08-28 14:56